デフレとは?デフレ不況の恐怖をわかりやすく解説

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安倍政権になってから

『デフレ脱却』

という言葉をよく聞くようになりました。

多くのメディアでもデフレという言葉がよく出てくるようになり
いろんなところでいろんな解説もされていますが

今さらながら

そもそもデフレって何が悪いのかピンとこないな~

な~んて思っている方もおられのではないでしょうか?

 

ちなみに私の見解ですが、デフレ不況は国民にとって
モーレツに最悪な経済状況だと考えております。

そんなワケでデフレとデフレスパイラルの恐怖と
何が国民にとって最悪なのかを
わかりやすく解説していきますね!

 

壁うなだれ画像

 

さて、デフレとは略称で正式にはデフレーションといい
モノやサービスの価格が下がっていく経済状況を指します。

これだけ聞くと
いろんなモノが安く手に入るからいいんじゃないの?

なーんて思ってしまうのですがそれがそーでもないんですね~

基本的に一般国民がたくさんお金を持っていて
消費活動が活発であればただの値下げですので

 

よかったね~

オトクだね~

 

となるのですが
この流れ次第ではとんでもないコトになっちゃうんですね。。。
その最悪の流れを見ていくと・・・

 

(1)モノ(商品)やサービスの値段(価値)が下がる

青矢印画像

(2)値下げにより企業は売上・利益が下がる

青矢印画像

(3)売上・利益が下がる事により社員は給与が下がる

青矢印画像

(4)給与が下がることで商品やサービスを買わなく(買えなく)なる

青矢印画像

(5)国民が商品やサービスを買えないので企業はモノが売れなくなる

青矢印画像

(6)モノが売れないので・・・(1)へ戻る

 

このような悪い流れによって
モノの値段が下がっていき、お金の流れが悪くなる状況をデフレと言います。

 

そしてこの(1)~(6)の悪い流れを繰り返し
消費が落ち込み、経済状況が延々と悪くなってしまうことをデフレスパイラルと言い
デフレから抜け出せないアリジゴク状態になっちゃいます。

そして恐怖のデフレ不況に陥ります。

日本は長年、このような経済状況だったんですねー。

こんな状況が続くと、企業は利益がないんですから
社員はボーナスカットや昇給が無い状態&減給になったり
さらにはリストラを行ったり、新規での雇用も減らしていくことになりますよね。

 

また、長年このような状況が続くと
倒産する企業がでてきますので、ますます雇用状況が厳しくなる。。。

そうすると、お金を使える国民がどんどん減り
さらにモノが売れなくなるので企業も業績悪化になってしまう。。。

倒産企業が増え・・・失業者数も増え・・・
貯金もできずに将来も不安に・・・

収入が減るためローンなどが返せなくなったり・・・

生活保護受給者も増え
生活苦によって自ら命を絶つ人まで・・・

 

ほら!

 

デフレって最悪でしょう~!?

 

さてさて
さらに最悪なデフレの理解を深めるために
ちょっと視点を変えて考えてみることにしましょう。

 

モノやサービスの価値が下がるという事は
視点を変えるとお金の価値が上がっていることになります。

例えば、ある弁当を食べるのに1000円必要だったとします。

それが仮に700円になった場合

弁当が300円安くなったという見方と
お金の価値が上がったために700円しか必要なくなったという見方ができるわけですね。

お金の価値が上がるので、円高傾向になるのもデフレの特徴です。

 

私的には
デフレ時はお金の価値が上がっている状態
というところに注目しております。

 

なぜならデフレスパイラルが繰り返されると

たくさんお金を持っている人は
黙ってても勝手にお金の価値が上がっていく事になり

お金をあまり持っていない人は
価値の高いお金を手に入れることが困難になってしまうからです。

つまり
所得格差が拡大する要因になるのでは?
と考えるワケであります。

 

しかもかなりの2極化に・・・

 

デフレ不況では、働きたくても仕事がないワケですから
ひどい環境の職場でもガマンして働かなければなりません。

雇う側としては、給料を下げたとしても
サービス残業を押し付けたとしても、他に転職先が少ないのであれば
従業員は辞めることがないので無理を押し付けることもできるワケです。

つまりブラック企業と呼ばれる企業が増えやすくなるとも考えられるでしょう。

そのような点からも
お金をたくさん持っている人はお金を得やすい環境になり

お金を持っていない人は、さらに貧困に陥ってしまうという
極端な貧富の2極化になりやすいと思っちゃいますよねー!

 

さらにデフレ時は円高傾向になるので
輸出企業は国内で生産して輸出するよりも
海外移転して現地生産する方が儲かると考えます。

そうなると、国内の雇用はさらに減ることに・・・

でもって円高によって海外からいろんなものが安く輸入されてくるので
国内企業は値下げせざるをえず

利益の減少・・・

人員削減・・・

デフレから抜けれない・・・(涙

 

悩む人画像

 

 

このようにいろいろ考えてみると
やっぱり一般国民にとってデフレ不況は最悪なんですよ。

こんな状態が長年続くと将来の希望なんて生まれるワケないっすよね。

 

デフレ不況でなければ、雇用も増える傾向になっていきますので
劣悪な環境の職場はさくっと辞めて別の会社に移ることも可能です。

いい環境の会社に人材が移っていくようになると
人材争奪のため賃金が上がったり、職場対応も良くなっていくでしょう。

そう考えると、デフレ不況でなければ
ブラック企業なんてものは存在できにくくなりますよねー(笑

 

さてさて
そんなにっくきデフレですが
解決策が無いわけではありません。

すんごく単純な表現になっちゃいますが

ひどくお金の回りが悪くなり
ひどく消費が落ち込む状態になることでデフレ不況に陥りやすくなります。

ですので、お金の回りをよくして
消費意欲を高めればいいという事になるんですね。

そこで政策として、お金の回りをよくするための金融政策
消費意欲を高めるために財政政策を実施していきます。

 

ちなみに2008年に起こった世界的金融危機であったリーマンショック以降
デフレ不況に陥った国は日本だけで日本の一人負けとも言われていました。

日本が一人負けした理由は
各国の政策と日本の政策を比べてみると明らかで

他国は迅速に金融政策を行っていたのに対して
日本だけが何もしなかったからだと言われているんですねー。

リーマンショック後
日本はヒドイ円高が続いていた事は記憶に新しいと思います。

 

単純に考えても

各国たくさんお金を刷って通貨の量を増やしてるのに
日本だけ何もしなければ、円の絶対数が少なくなるんですから
円の価値が上がって円高になるのは当然ですよね~(苦

 

当時

 

円高は日本の価値が上がってるからいいことだ

 

などと、さっぱりワケの分からないコトを言ってる人もいた記憶があるのですが

 

仮に日本の価値が上がった(?)としてもですよー
国民が苦しんでるんじゃ全く意味がなく

大切なのは国民生活にとって良いことか?

という視点にならないとおかしいですよねー。
(とゆーか異常・・・)

 

ただでさえデフレの状況なのに
円高によって輸出が減るとさらに雇用は減るし

安い輸入品が入ってくると
さらにデフレを加速させるのは予測できたと思うのですが。。。

デフレ対策には、思い切った金融緩和が効果的だとゆーのは
リーマンショック後の対応を見ても明確なんですよね。

 

さて、その後の日本の政策ですが

2012年末以降、第2次安倍内閣がスタートし
デフレ脱却と強い経済を目指す
アベノミクス三本の矢が発表されました。

三本の矢の第一・第二の矢である

「大胆な金融政策」

「機動的な財政政策」

以上の2つが、デフレ脱却と経済成長の政策にあたります。

 

今では新・三本の矢が発表されていますが
それは、旧三本の矢の「成長戦略」に関連しています。

今回はデフレについてのお話を進めたいので
「大胆な金融政策」「機動的な財政政策」について
現在までの流れを少し振り返ってみましょうー。

 

金融政策は日本銀行が行います。

2013年3月に黒田総裁が着任してから

「黒田バズーカ」

と名づけられた金融緩和を行ったり
話題の日本初・マイナス金利にふみきったり等

黒田総裁がおっしゃられる通り
あらゆる手段を使ってデフレ脱却を目指す姿勢がうかがえます。

いろいろと手法やタイミングなどの批判はありますが
私は現在(2016年3月中旬)は日銀の姿勢を支持しております。

 

だって

 

ちゃんとデフレ脱却するんだってゆー姿勢が見えるじゃないですか♪

 

何もしなかった

いや

むしろ円高・デフレ政策をとってきた以前の日銀の政策を振り返ると
今の日銀の政策は批判を受けながらでもよくやっていただいてると
私個人的には、いち国民として受け止めております♪

 

さて

財政政策に目を向けてみますと

2013年2月には公共事業を主とした10兆円を超す補正予算を組み
デフレ脱却の姿勢がうかがえる財政出動を行っていたのですが

2014年4月に8%への消費増税や以後補正予算の縮小等

「機動的な財政政策」のはずが
なぜか緊縮財政に方向転換しちゃうんですよね。。。

 

とくに消費税

 

しかもイッキに3%も増税・・・

 

それによって増税前の駆け込み消費を上回る
消費の落ち込みを招く結果になってしまいました。

まあ、考えてみれば
デフレ不況で賃金も上がってないのに
イキナリすべての買い物が3%も値上がりしているのと同じですから

 

そら消費も落ちますわな・・・

 

ただでさえ、デフレ脱却の過程では
賃金より先に物価が上がらざるをえない状況になり
国民にとってツラい期間があるにもかかわらず

 

消費増税って・・・

 

日銀がデフレ脱却に向けてアクセルをふかしてるのに
財政で思いっきりブレーキかけてる状態っすよ。。。(涙

 

その結果、現在もリーマンショック以前のGDPを回復する事すらできていません。

 

ただ

 

14年4月の消費増税は
民主党政権時に3党合意で法として決定してしまっていたので
タイミング的に回避することが難しかったんでしょうけどねー

安倍さんも民主党政権時には消費税増税に対して反対してたはずですし
そのへんは同情しているのですが。

 

その後、14年12月に解散総選挙を行い
15年10月に実施される予定であった10%の消費税を
17年4月へと延期
することが決まりました。

そして現在(2016年3月)に至るのですが

15年10月に消費増税していたらどうなってたか?

 

想像しただけでゲロ吐きそうっすよね。。。

 

14年12月の総選挙によって
15年10月の消費増税をとりあえず回避したおかげで
今なんとか首の皮一枚つながってるってカンジですかね。

 

いやー

こうやってデフレというものを考えながら振り返ってみると

14年4月の8%及び15年10月の10%の消費税の増税が
民主党政権時の2012年8月に3党合意で決定されていたんだな~思うと

 

オソロシイですね

 

しかも震災による復興を理由にして
全ての国民を苦しめる増税案を決定したんですからねー

ホント、国民のコトをちゃんと考えているんなら
こんなムチャな決定できないと思うんですが・・・

 

まあ、民主主義の国という事で
われわれ国民の責任でもあるんですけど。。。

ホント選挙って大切ですねー(汗

 

さて

デフレ脱却を掲げた安倍政権ですが
現在もデフレは脱却できてない状況です。

 

ですのでアベノミクスは失敗だという声もよく聞きます。

ただ、政権発足以降の流れを見ていると
結果的に「大胆な金融政策」しか実行されておらず

 

「機動的な財政政策」を実行していないからでは?

 

と考えられるんですよ。

 

今までの流れで、ひどいデフレ不況を脱却するには
金融政策だけではカナリ厳しいという証明
がされたことになります。

 

また

 

デフレ時の消費税増税のような緊縮財政は
著しく消費の落ち込みを招くという結果がはっきりと証明
されたわけです。

 

だからちゃんと「大胆な金融政策」と「機動的な財政政策」を同時に進めてほしーんですよね。

 

とゆーわけで

アベノミクスって失敗なのかどーかを明確に知りたいので
まずは消費増税前に戻って、機動的な財政政策を実施してくださいよ~

なーんて個人的に思うんですよ。

軽減税率のハナシもよく耳にしますが
この際、すべての消費品目を5%に軽減しちゃえばいーと思いませんか?(笑

 

つまり

 

減税っすよ減税!

 

消費税を5%に戻して需給ギャップを埋める補正予算を組み
今の調子で金融政策を行っていけば
デフレ脱却できんじゃないの~って思うんですよね。

 

これって消費増税があった2014年4月以前の政策に戻すって事ですので
アベノミクスが本当に強い経済を取り戻すことができるのかどうか真価を問えることになりますからね。

ですので

 

やっぱ減税っすよ減税!(笑

 

最近は消費税10%への延期や凍結の話はちらほら出てきていますが
現在の経済状況で8%という消費税率だと
消費がカナリ落ち込むという結果がしっかり出てるわけですから

カンペキにデフレを脱却して経済成長につなげるには
減税しないと相当時間がかかると思うんですよ。

 

アベノミクスが本物かどーか見極めるためにも
消費税を5%に減税して3年間様子を見てみたいもんですね。

 

そんなこんなで7月には参院選がありますが
消費税も大きな争点になりそうですので今後も注目していきましょう♪

 

アップな人画像

 

以上、デフレ不況の恐怖をわかりやすく解説するコーナーでした~


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