日本最古のお金は和同開珎か富本銭か

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日本最古のお金(貨幣)といえば
あなたは何を思い浮かべるでしょうか?

一定の年齢の方であれば
学校でも習ったと思うのですが

和同開珎

と、答えるのではないでしょうか?

和同開珎画像01
↑こんなお金です

 

ちなみには和同開珎の読み方は

わどうかいちん

もしくは

わどうかいほう

と読まれています。

どちらが正解かというと
どっちでもいいでしょう(笑

 

和同開珎は
和銅元年(708年)に作られた銀銭と銅銭です。

ちなみに私も数年前までは
この和同開珎が日本最古のお金だと思っていました。

その理由としましては

「お金」と呼べるものは基本的に
人と人、人とモノ、モノと人を仲介するもので
いわゆる一般的に経済活動の一部として利用されていなければ
それは「お金」と呼べないのでは?という基準からです。

たとえばゲームセンターなどにあるコインとか
人生ゲームのお金などなど
実際にはお金として通用はしませんよね~(笑

ですので、一般的に流通し
一般の人が経済活動に利用しているものを
お金(貨幣)と呼ぶべきなのでしょう。

 

ただ、今ではその和同開珎以外のものが
日本最古のお金としてカナリ有力視されています。

そのお金の名前は

 

富本銭!

 

ちなみに「ふほんせん」と呼びます。

富本銭画像
↑こんなお金です

 

富本銭の存在はかなり以前から知られていて
いわゆるオモチャの銭やおまじないのための銭的な扱いで
一般的に経済活動の一部としては流通していないと考えらえてたんですね。

その見方が変わったのが
平成10年(1998年)奈良県の飛鳥池遺跡(あすかいけいせき)から
完成品や未完成品、壊れたものを含めて

500枚以上の富本銭が発見

されたことなんです。

さらには
鋳型(いがた)や鋳棹(いざお)なんかも7世紀後半の地層から発掘され
それと共に700年代以前につくられた寺院の瓦や
「丁亥年( 687 年)」と書かれた木簡までも同じ層から出土しています。

 

かつてその地域は藤原京の繁栄のため
官営の工業団地であった事を考えると

687年には富本銭という銭を鋳造所によって鋳造し
都の建設など、いわゆる朝廷による公共事業において
労働者に対して「労賃」として渡していたのではないのか?

という視点が強くなり

 

労賃として渡されるのであれば
通貨として流通していたのではないのか?

 

という考えが出てくるようになったのです。

 

さらにその説を有力視させたのが日本書紀の記述にあります。

 

日本書紀の天武12年(683年)の頃の記述に

「今より以後必ず銅銭を用いよ、銀銭を用いることなかれ」

と記述されており

日本書紀には、貨幣鋳造にまつわる
「鋳銭司(ちゅうせんし)」の記述もあるので
この記述は富本銭の事を指しているのではないか?

という説が強くなってきて
日本最古の流通している貨幣つまりお金は
富本銭が有力視されてきたという事です。

 

ちなみに富本銭の意味としては

「国や国民を富ませる本(もと)」

という意味であり
貨幣が富の本質であると考えられてたと言われています。

 

また、富本銭はの規格は

■直径平均2.44センチ
■厚さ1.5ミリ前後
■中央に6ミリ角の穴
■重さは4.25グラム~4.59グラム

という規格で、これは中国の唐の通貨である
開元通宝(かいげんつうほう)とほぼ同じ規格であることから
開元通宝をモチーフに作られたとも考えらています。

 

さてさて

この日本最古のお金として有力視されている富本銭ですが

 

今売ったらいくらぐらいの価値があるの?

 

って、やっぱり気になりますよね~(笑

とゆーわけで調べてみると

2012年1月に放送された
テレビ東京のなんでも鑑定団で鑑定されていたようです。

 

依頼人のご主人がオークションで
2万円で購入した富本銭だったらしく

その評価額は・・・

 

 

1千万円!!

 

 

まじっすか~!?

って感じですよね(笑

 

なんでも鑑定団に依頼された方の富本銭は
平成19年(2007年)に藤原京跡で発見された富本銭と
同じ型で鋳造された本物の富本銭だったんですねー!

いやはや2万円が1千万円ってすんごい投機術ですね~。

狙ってはなかなかできないでしょうが
何かウチにもお宝があるか探してみようかなんて思いますよホント。

 

まあ、ないでしょうけど(笑

 

さてさて、和同開珎と富本銭
どっちが日本最古のお金かという事ですが

明確には

まだわからない

というところが正しい答えかもしれませんが
考古学者さんたちの努力の発見によって

富本銭が日本最古のお金である可能性が高くなってる

という事でしょう。

歴史って新たな発見でどんどん変わっていきますから
これからもいろんな新発見を期待していきたいですよね。

しかし

お金とは何か?

の記事でも、書かせてもらいましたが
やっぱりお金っていろんな意味で不思議ですよね~。

そんなお金の勉強をしっかりやって
その本質をつかんでうまく使っていきたいものです。


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